2017年 05月 31日
福島帰省➂ 郡山市で゛愛国心”の虚実を考える |
会津に泊まり巡っていると、普段見ることの無いテレビなるものを見る。
そしたら「北朝鮮のミサイルが―」を毎日のように報道しているのに驚いた。
はてこれじゃ、TVニュースを疑わない人が多いと言われる日本では、簡単に洗脳されてるんじゃないかと思って、数人に質問してみた。
Q「北朝鮮がミサイル発射したら何故まずいのでしょうか?」
A「攻めてきたら危ないじゃない、あの国は何をするか分からないでしょ」みたいな解答。
そこで、ミサイルなんてどこの国でも実験しているとして、核兵器開発に限定した話しをする。
核不拡散条約で先進五ヶ国(旧連合国)の核兵器は認められるが、他の国は認めないとしたのはおかしいのではないか。どの国の核も認めるべきではない。北朝鮮はかって他国に侵攻したことはないが、アメリカは彼方此方ミサイル落とし何百万人も殺している。北朝鮮がダメでアメリカはOKではそもそも辻褄が合わない。北朝鮮は何と言っているか知っているか。北朝鮮はイスラエルが沢山核兵器を保有していることを批判している。親米であれば核保有は認められ、反米なら認められないのが実態だ。日本は北朝鮮を非難するならイスラエルも非難すべきだ。そしてなにより先進国の核廃絶も求めるべきではないか・・。
なんて話をすると思考が停止し、急に食べ物の話などに話題を変えるのでした 笑。
TVの情報操作で日本人を情緒的な部分までコントロールし、理屈というよりも生理的なところで、北朝鮮を嫌悪するよう慣らさせている。
デタラメな安倍内閣が高支持率を維持しているのは、北朝鮮のお陰かいなと思った次第。
旅の最後に郡山市の‟哲人“さんと会った。
話は多岐にわたり共感するところが多かった。ただ今回は、一つくい違いがあることに気が付いた。
上記の「北朝鮮が―」の話をしていたら、どうも彼も中国を脅威と感じ韓国文化(韓流ドラマなど)を嫌っているようなのだ。彼は哲学だけではなく社会時事や歴史にも精通していて、それはTV煽動の洗脳レベルなのではなく、日常的な生理的本能的な感性としてあった。そして良い意味での愛国心もある。
私の方は、何度も言っているように愛国心のかけらすらない。したがって日本(という国)を守れと言うのなら、なぜ中国も、朝鮮も、アメリカも守れと言わないのか、と常々疑問に思ってしまう。何故日本だけ守らなければならないのかサッパリ理屈が分からない。ただ哲人さんの愛国心となら、お付き合いはできる。
外交政策では一致する二人が、‟愛国心“ではなぜ感覚が違ってくるのか、そこで今回はその話で盛り上がった。
話しをして一致したのは、‟愛国心“を考える場合、社会学の用語で様々に解釈しても不毛で、本能や生理的レベルまで咀嚼し、血肉化した言葉で語らなければ共鳴されないだろうということ。
愛国心にも右から左までいろいろある。
その虚実を解明すれば、極右日本会議と安倍政権高支持率止まりの謎を解けるかもしれないと。今回の旅行で一番考えさせられた。
そしたら「北朝鮮のミサイルが―」を毎日のように報道しているのに驚いた。
はてこれじゃ、TVニュースを疑わない人が多いと言われる日本では、簡単に洗脳されてるんじゃないかと思って、数人に質問してみた。
Q「北朝鮮がミサイル発射したら何故まずいのでしょうか?」
A「攻めてきたら危ないじゃない、あの国は何をするか分からないでしょ」みたいな解答。
そこで、ミサイルなんてどこの国でも実験しているとして、核兵器開発に限定した話しをする。
核不拡散条約で先進五ヶ国(旧連合国)の核兵器は認められるが、他の国は認めないとしたのはおかしいのではないか。どの国の核も認めるべきではない。北朝鮮はかって他国に侵攻したことはないが、アメリカは彼方此方ミサイル落とし何百万人も殺している。北朝鮮がダメでアメリカはOKではそもそも辻褄が合わない。北朝鮮は何と言っているか知っているか。北朝鮮はイスラエルが沢山核兵器を保有していることを批判している。親米であれば核保有は認められ、反米なら認められないのが実態だ。日本は北朝鮮を非難するならイスラエルも非難すべきだ。そしてなにより先進国の核廃絶も求めるべきではないか・・。
なんて話をすると思考が停止し、急に食べ物の話などに話題を変えるのでした 笑。
TVの情報操作で日本人を情緒的な部分までコントロールし、理屈というよりも生理的なところで、北朝鮮を嫌悪するよう慣らさせている。
デタラメな安倍内閣が高支持率を維持しているのは、北朝鮮のお陰かいなと思った次第。
旅の最後に郡山市の‟哲人“さんと会った。
話は多岐にわたり共感するところが多かった。ただ今回は、一つくい違いがあることに気が付いた。
上記の「北朝鮮が―」の話をしていたら、どうも彼も中国を脅威と感じ韓国文化(韓流ドラマなど)を嫌っているようなのだ。彼は哲学だけではなく社会時事や歴史にも精通していて、それはTV煽動の洗脳レベルなのではなく、日常的な生理的本能的な感性としてあった。そして良い意味での愛国心もある。
私の方は、何度も言っているように愛国心のかけらすらない。したがって日本(という国)を守れと言うのなら、なぜ中国も、朝鮮も、アメリカも守れと言わないのか、と常々疑問に思ってしまう。何故日本だけ守らなければならないのかサッパリ理屈が分からない。ただ哲人さんの愛国心となら、お付き合いはできる。
外交政策では一致する二人が、‟愛国心“ではなぜ感覚が違ってくるのか、そこで今回はその話で盛り上がった。
話しをして一致したのは、‟愛国心“を考える場合、社会学の用語で様々に解釈しても不毛で、本能や生理的レベルまで咀嚼し、血肉化した言葉で語らなければ共鳴されないだろうということ。
愛国心にも右から左までいろいろある。
その虚実を解明すれば、極右日本会議と安倍政権高支持率止まりの謎を解けるかもしれないと。今回の旅行で一番考えさせられた。
by turnipman
| 2017-05-31 18:39
| 2011.3.11 時代