『シン・ゴジラはどこへ行った』 |
(PS:追加あり)
「まだ日本に近代きてないけどな」というタイトルで一度Upしましたが、話の流れが日本の近代はどこへ行った? みたい感じなので、タイトルを『シン・ゴジラはどこへ行った』に変更しました。
もちろんピート・シガーの「花はどこへ行った」のパクリですけど♪
閣僚による靖国参拝問題ほど、「日本のメディアのダメさ」が浮き彫りになる話題もない。本質的には「諸外国の反応」はどうでも良いのだ。もっというと「歴史認識」もどうでも良いかもしれない。それらの問題よりもさらにもっと手前に「政教分離」という内国的でかつ現代的な問題が横たわっている。そここそが60年代以降「閣僚による靖国参拝」の問題であり続けたわけだし、こうした問題は何も8月15日を待たなくても、メディアとして書き続けねばならない問題のはずだ。「諸外国の反応」なるものを引用して批判したつもりになっていたり「多様な意見の紹介」をしているつもりならば、メディアとしてこんなに愚劣な事はない。
夏休みの入り口で、息子のために買ってやった小学館の『マンガ日本の歴史』を息子が読み進めて、今、20巻の『近代国家の発展』に差し掛かったところらしく「ああ!これパパのいつも言う近代ってやつ?」とかいうので、恐ろしく不機嫌な顔で「まだ日本に近代きてないけどな」と答えておいた。
日本会議の諸君はシンゴジラを観たほうがいい。
あの映画の中で、都民の強制退避を合法化する法的根拠は、災害対策基本法に基づく非常事態宣言。で、自衛隊の武力行使を根拠づけるのは、自衛隊法。で、実際、今の法体系ならばそれで十分に危機に対応できる。
「緊急事態条項なければ非常時に政府は動けない」とか「9条変えなければ防衛行動ができない」とかいうのは、諸君ら日本会議各位の頭の中が、「9条守れば平和が来る」と思ってるクソサヨクレベルに粗雑であるという証拠でしかないので、ちゃんと明日から、1日2回ずつシンゴジラを見て勉強するように。
*相方は孫の世話で遠方から帰ってこないし、家にはTVもクーラーも無いし、猫相手に暑苦しいお盆休みでした 笑。
オリンピックは観る気がしないのでNetでも観ない。けど、涼みがてら『シン・ゴジラ』は映画館に行って一人で観た。
何だかな「緊急事態法」に向けた国策映画かなかな?・・・ なんて観てたけど、菅野さんのような見解もあるんですね。
海底の核廃棄物食べたかしてゴジラが復活し、近代ニッポンの象徴東京に上陸する。一作目もそうでしたが、ゴジラは人間の作った放射能汚染で突然変異し、人間社会に逆襲するという筋書きです。
ゴジラファンだった私は、かって「私の愛したゴジラ」なんてのを投稿してました。福島の友人の手記が発端でした。3/11を乗り切るには根拠のない楽天主義しかないのかと思った頃です。
http://turnipman.exblog.jp/13943206/
今回のゴジラの感想は、ちょっと最後が怖いですね~。
凍結したゴジラが都心に立ち尽くす姿で終わるのですが・・・ 。
この巨大核廃棄物この後どうなるんでしょう、、、。って続編作っても凄い怖いドラマになるんじゃないかなぁと思いました。
フクイチのダダ漏れの問題とも重なり、現実味あるドラマになるんじゃないでしょうか・・・。
タイトルは『シン・ゴジラはどこへ行った』。
テーマソング:忌野清志郎「ラブミーテンダー」
~何言ってんだ ふざけんじゃね 核などいらね~ (^^♪ なんて最高。
https://www.youtube.com/watch?v=kLyEg-eXf1g
つうか、東京オリンピックなんぞやめてしまえ! やるんなら野原と川でやれ! フクイチの後始末の方が先決問題だろう
(# ゚Д゚) ウウ~ッ ワンッ!(犬の吠声のつもり)
PS:暑くて仕事も無く金も無いけど妄想は自由ダー!
『シン・ゴジラはどこへ行った』の脚本提案
日本政府は凍結したシン・ゴジラを解体し処分する先を探すが、諸外国の何処でも受け入れ先が見つからない。というより運ぶだけで大量の放射能汚染が懸念される。東京湾に捨てるのが最も近道だが、海洋汚染が広がるし、第一海の中ではゴジラが再生する恐れがある。仕方なく日本政府はフクイチを最終処分場に決定する。しかし東北はそれに抗議し独立を宣言し、自らをハッピーアイランド(福島)国と称し、ゴジラ受け入れを拒否する。甲信越と列藩同盟を再結成し、東京への原子力による電気供給をストップする。ハッピーアイランド国の首都は六ヶ所村としたため、日本政府は専守防衛というウソをついてまでの武力攻撃することもできない。六ヶ所村が爆発すれば北半球が壊滅する恐れがあるからだ。まさに核廃棄物処理場が核抑止力となっているというジレンマに陥る。背後にはロシアの影もちらつくし、日米軍事同盟側も自ら撒いた種で打つ手なし。やむを得ず東京のど真ん中でゴジラを凍らせつつ石棺で蔽うことになった。チェルノブイリのように。。80Km圏内は立ち入り禁止とし、マスコミを使って「今すぐ危険ということではない」と宣伝するが、周囲の健康被害はジワジワ広がっていく。やがて東京にはゴジラが永遠に残り、去って行ったのは東京都民の方だった。何万年か後に荒野に佇む石棺が発見される。誰が書いたか、石棺の墓碑銘には「日本の近代はここに眠る」と記されていた。
ウウッ・・真夏の夜の怪談、我ながら寒気がしてきたワイ。