2015年 08月 30日
8/30「ノー・パサラン」「奴らを通すな」 |
朝から土砂降りの雨で、昼過ぎから晴れ間が見えだしている。
この前線は東に移動し、今日の東京地方は雨模様の予報だ。
今日の8/30、戦争法案に反対する大行動は、全世代全団体が反対する一点で共同し、国会前に10万人、全国で100万人の結集を目指しているようだ。成功すれば歴史的な一日になるだろう。
相方は昨日から、娘を誘い戦争法案に反対する大阪の集会へと出かけた。近くの知り合いのご夫婦も夜行で東京へと向かった。会津の友人も国会に向かっている。
私は留守番役で、雨の中でニワトリに餌をやり、猫たちの世話をしている。(残念!)
私の方はお盆過ぎに、二日間国会議事堂前に馳せ参じた。一日目は総がかりの集会で、二日目はシールズの集会に昔の仲間5人で参加してきた。
そこでのママの会のカラフルな赤装束や、若者が自分達の言葉で発言しコールするのに、単純に感動した。
「ノー・パサラン」「奴らを通すな」は70年代の若者の間でも叫ばれていた。
しかしその後は、80年代以降「言葉を失った若者たち」言われ、外ではなく内に向かって、ニートや引き籠りが増え、ネットでの虐めやヘイトが蔓延するようになっていった。
あれから40年ぐらいを経て、ついに若者が立ちあがったのだ。
しかもヒップホップ調で、誰かから指示されたわけではない、自らの言葉で叫んでいる。「なんか自民党感じ悪いよね」なんてコールは、70年代には想定外なのだ(笑)。
それと今回は学生と学者が一緒になって反対していて、運動の広がりを感じる。
(ここで国会前に行っている仲間からメール 15:59’。「国会正門前が警察ともみ合いの末解放区となった。考えてみれば60年安保以来か?久しぶりにすごい集会。」 問題が起きねば良いがとちょっと気になる。)
あちこち検索してこの記事が良かった。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-30/2015083001_05_0.html
(しんぶん赤旗 今日の潮流 2015.8.30)
「こうやって路上に立つことは恥ずべきことではありません。私は後悔して、声を押し殺して泣くようなことはしたくはない」。23日のSEALDs(シールズ)の行動での女子学生の胸打つスピーチの一節です▼この決意を聞いて、79年前スペイン内戦でドロレス・イバルリが発した「ひざを屈して生きるより、立ちはだかって死のう」というよびかけを思い出しました。内戦が始まった翌日、ラジオで流れたスペイン共産党の女性指導者の言葉です▼イバルリはつづけて、歴史に残るスローガンでたたかいを励ましました。「ノー・パサラン!」(奴(やつ)らを通すな)。以来、新聞で集会で、マドリードの通りに渡した横断幕で繰り返し使われ、反ファシズム闘争の合言葉になりました▼「奴ら」とは誰か。1936年の総選挙で勝利した人民戦線政府の転覆をはかろうとした、フランコ将軍率いる反乱軍です。ファシスト国家の独、伊から大量の武器援助を受けたファシストたちです▼ノー・パサランは、1979年にニカラグアの独裁政権を倒したサンディニスタ民族解放戦線のテーマソングの一つにもなりました。「我々が勝つのだ、愛(いと)しい人よ/奴らを通しはしない…たとえ私たちが一緒でなくても君に誓うよ/決して奴らを通しはしないと」(八木啓代訳)▼「ノー・パサラン」「奴らを通すな」はいま、戦争法案を通すなの熱い思いを込めて、SEALDsのコールの中で叫ばれています。きょう全国で、同じ思いをもった100万人が声をあげます。
娘から大阪扇町公園のメールが届く 16:06’
手前は相方の手作りステッカー
国会前の写真がUPされました。
15:50’現在、主催者発表で12万人が参加しているとのこと(警察関係で3万人余)。まだまだ増える勢い。
NHK7時のニュースは伝えたのだろうか? 明日の新聞朝刊をチェックしよう。
毎日新聞写真部提供
PS:後日談。
この絵で12万人は多すぎるという指摘が有りますが、これは国会正門前❶だけの絵です。国会の周辺360°道路が会場で、日比谷方面も会場でした。社会学者五十嵐仁さんたちは何と国会図書館の裏側にいたそうです。規制で地下鉄構内から出れない人も多くあったそうで、来たり帰ったりの延べ人数はどうだったのかも考慮すべきでしょう。
この前線は東に移動し、今日の東京地方は雨模様の予報だ。
今日の8/30、戦争法案に反対する大行動は、全世代全団体が反対する一点で共同し、国会前に10万人、全国で100万人の結集を目指しているようだ。成功すれば歴史的な一日になるだろう。
相方は昨日から、娘を誘い戦争法案に反対する大阪の集会へと出かけた。近くの知り合いのご夫婦も夜行で東京へと向かった。会津の友人も国会に向かっている。
私は留守番役で、雨の中でニワトリに餌をやり、猫たちの世話をしている。(残念!)
私の方はお盆過ぎに、二日間国会議事堂前に馳せ参じた。一日目は総がかりの集会で、二日目はシールズの集会に昔の仲間5人で参加してきた。
そこでのママの会のカラフルな赤装束や、若者が自分達の言葉で発言しコールするのに、単純に感動した。
「ノー・パサラン」「奴らを通すな」は70年代の若者の間でも叫ばれていた。
しかしその後は、80年代以降「言葉を失った若者たち」言われ、外ではなく内に向かって、ニートや引き籠りが増え、ネットでの虐めやヘイトが蔓延するようになっていった。
あれから40年ぐらいを経て、ついに若者が立ちあがったのだ。
しかもヒップホップ調で、誰かから指示されたわけではない、自らの言葉で叫んでいる。「なんか自民党感じ悪いよね」なんてコールは、70年代には想定外なのだ(笑)。
それと今回は学生と学者が一緒になって反対していて、運動の広がりを感じる。
(ここで国会前に行っている仲間からメール 15:59’。「国会正門前が警察ともみ合いの末解放区となった。考えてみれば60年安保以来か?久しぶりにすごい集会。」 問題が起きねば良いがとちょっと気になる。)
あちこち検索してこの記事が良かった。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-30/2015083001_05_0.html
(しんぶん赤旗 今日の潮流 2015.8.30)
「こうやって路上に立つことは恥ずべきことではありません。私は後悔して、声を押し殺して泣くようなことはしたくはない」。23日のSEALDs(シールズ)の行動での女子学生の胸打つスピーチの一節です▼この決意を聞いて、79年前スペイン内戦でドロレス・イバルリが発した「ひざを屈して生きるより、立ちはだかって死のう」というよびかけを思い出しました。内戦が始まった翌日、ラジオで流れたスペイン共産党の女性指導者の言葉です▼イバルリはつづけて、歴史に残るスローガンでたたかいを励ましました。「ノー・パサラン!」(奴(やつ)らを通すな)。以来、新聞で集会で、マドリードの通りに渡した横断幕で繰り返し使われ、反ファシズム闘争の合言葉になりました▼「奴ら」とは誰か。1936年の総選挙で勝利した人民戦線政府の転覆をはかろうとした、フランコ将軍率いる反乱軍です。ファシスト国家の独、伊から大量の武器援助を受けたファシストたちです▼ノー・パサランは、1979年にニカラグアの独裁政権を倒したサンディニスタ民族解放戦線のテーマソングの一つにもなりました。「我々が勝つのだ、愛(いと)しい人よ/奴らを通しはしない…たとえ私たちが一緒でなくても君に誓うよ/決して奴らを通しはしないと」(八木啓代訳)▼「ノー・パサラン」「奴らを通すな」はいま、戦争法案を通すなの熱い思いを込めて、SEALDsのコールの中で叫ばれています。きょう全国で、同じ思いをもった100万人が声をあげます。
娘から大阪扇町公園のメールが届く 16:06’
手前は相方の手作りステッカー
国会前の写真がUPされました。
15:50’現在、主催者発表で12万人が参加しているとのこと(警察関係で3万人余)。まだまだ増える勢い。
NHK7時のニュースは伝えたのだろうか? 明日の新聞朝刊をチェックしよう。
朝日新聞写真部提供
毎日新聞写真部提供
PS:後日談。
この絵で12万人は多すぎるという指摘が有りますが、これは国会正門前❶だけの絵です。国会の周辺360°道路が会場で、日比谷方面も会場でした。社会学者五十嵐仁さんたちは何と国会図書館の裏側にいたそうです。規制で地下鉄構内から出れない人も多くあったそうで、来たり帰ったりの延べ人数はどうだったのかも考慮すべきでしょう。
by turnipman
| 2015-08-30 17:00
| 頑張らないけど諦めない