2013年 07月 28日
“熱湯の蛙”状態になっても |
あつい、暑い、熱いー。
たぶんに歴史の曲がり角を選択した参議院選挙の結果を、何かまとめようと思うのだが、毎日の野外労働で脳ミソ沸騰状態でそれどころでない。
医者の指示通りビールを止めて長生きするぐらいなら、ビール飲んで早く死んだ方がましではないか、と断然思うぐらい熱い毎日である。
そんな折、東京からビールなんぞ送って来る者あり!!!
ガハハ、長生きする前にやることがあるだろう(“あんたの党”的に)、とりあえずビールを飲んでから考えても遅くはあるまい、と今日も又ビールを飲むのであった。
問題は“茹でガエル”状態の国民が、じわじわ熱湯になってきたらどうなるかってことだが、、、。瀕死の状態になっても、「アハハその前にやることがある、とりあえずビールをくれ!」なんてことになるんじゃないかな。なんて思っている自分に何とも思わない自分がいるのだ・・・。
投票日の前の数日間、仕事がなく休みの日が続いた時の事
朝目覚めると、夏の爽やかな風が窓からそよぎ、蝉や鳥たちが命のハーモニーを奏でている。
初代ぶりっ子松田聖子の昔の歌を思い出す。
♪ああ私の恋は 南の風に乗って走るわ
ああ青い風切って 走れあの島へ♪
フッフッフ、その南の島がここなのよ~♪ なんてすこぶる機嫌の良い朝だ。
(つまり、仕事がないと機嫌が良いのだ。)
フレッシュ、フレッシュ、フレーッシュ♪ と家でゴロゴロしていたのだが、ところがその時、その爽快感に水を差すような、ある種の違和感を感じたのだった。
その威圧的なオーラは何処から醸し出されているのか注意して見渡してみたら、それはP子が傍らを通る時に感じられ、もう一つは猫のマメの傍を通る時にも感じられるのであった。
通り過ぎる際の視線が、「鬱陶しい」「暑苦しい」「うざい」と言っているようなのだ。
夫婦に多数決はあり得ないが、我が家では、猫を味方にすると多数決たり得るという自然律が存在する。
ふと婦人公論の、イラつく夫への仕返し欄にあった「水回りを夫の歯ブラシで磨く」なんて話を思い出す。(P子は「私はそんなことしない、水回りが汚れる」グサッ!であったが)。
そこで意を決して、近くの共産党に電話して、何か選挙でお手伝いできることは無いか申し入れた。そしてビラの全戸配布を3日間(各半日づつ)炎天下1人で回ったのだった。
歴史を分ける選挙戦で、「今回共産党を応援するしかない」と宣言した以上、家でゴロゴロして妻や猫に粗大ゴミ視され、後世で何もしてなかったと言われるのも恥なので、いわゆるアリバイ闘争に出かけたのだった。
炎天下、外でビラ配りをしていると、「暑いのに大変ですね」とか、「ご苦労様です」とか、皆さんすこぶる優しく愛想が良い。
初めは共産党への支持が増えてるのかと思った。しかしどうやらそれは共産党への共感と言うより、単に「このクソ暑いのによく頑張りますなー」といった程度の反応のようである。
フッフッフ、ところが、毎日炎天下で肉体労働している私は、ちーとも大変ではない! ピクニック気分でなーんも辛くないのだー!。
その時私は、炎天下のビラ配りは、他の人と比べて秀でた、私の“特技”ではないかと開悟したのだった。
帰るとP子も機嫌良さそうで、その開悟の件を話したら、「ウンウン、そうに違いない、すご~い!」と讃えるではないか。
“亭主元気で留守がいい”というだけのような気配がしないでもないが、褒められるとつい悪い気はしない。
ウ~ム、世の中“熱湯の蛙”状態になっても、人様に役立つ新たな特技が芽生えるかもしれないなと、お陰で妙に考えさせられ、我がことながら感心してしまう一日であった。
雑草だらけの小さな畑
たぶんに歴史の曲がり角を選択した参議院選挙の結果を、何かまとめようと思うのだが、毎日の野外労働で脳ミソ沸騰状態でそれどころでない。
医者の指示通りビールを止めて長生きするぐらいなら、ビール飲んで早く死んだ方がましではないか、と断然思うぐらい熱い毎日である。
そんな折、東京からビールなんぞ送って来る者あり!!!
ガハハ、長生きする前にやることがあるだろう(“あんたの党”的に)、とりあえずビールを飲んでから考えても遅くはあるまい、と今日も又ビールを飲むのであった。
問題は“茹でガエル”状態の国民が、じわじわ熱湯になってきたらどうなるかってことだが、、、。瀕死の状態になっても、「アハハその前にやることがある、とりあえずビールをくれ!」なんてことになるんじゃないかな。なんて思っている自分に何とも思わない自分がいるのだ・・・。
投票日の前の数日間、仕事がなく休みの日が続いた時の事
朝目覚めると、夏の爽やかな風が窓からそよぎ、蝉や鳥たちが命のハーモニーを奏でている。
初代ぶりっ子松田聖子の昔の歌を思い出す。
♪ああ私の恋は 南の風に乗って走るわ
ああ青い風切って 走れあの島へ♪
フッフッフ、その南の島がここなのよ~♪ なんてすこぶる機嫌の良い朝だ。
(つまり、仕事がないと機嫌が良いのだ。)
フレッシュ、フレッシュ、フレーッシュ♪ と家でゴロゴロしていたのだが、ところがその時、その爽快感に水を差すような、ある種の違和感を感じたのだった。
その威圧的なオーラは何処から醸し出されているのか注意して見渡してみたら、それはP子が傍らを通る時に感じられ、もう一つは猫のマメの傍を通る時にも感じられるのであった。
通り過ぎる際の視線が、「鬱陶しい」「暑苦しい」「うざい」と言っているようなのだ。
夫婦に多数決はあり得ないが、我が家では、猫を味方にすると多数決たり得るという自然律が存在する。
ふと婦人公論の、イラつく夫への仕返し欄にあった「水回りを夫の歯ブラシで磨く」なんて話を思い出す。(P子は「私はそんなことしない、水回りが汚れる」グサッ!であったが)。
そこで意を決して、近くの共産党に電話して、何か選挙でお手伝いできることは無いか申し入れた。そしてビラの全戸配布を3日間(各半日づつ)炎天下1人で回ったのだった。
歴史を分ける選挙戦で、「今回共産党を応援するしかない」と宣言した以上、家でゴロゴロして妻や猫に粗大ゴミ視され、後世で何もしてなかったと言われるのも恥なので、いわゆるアリバイ闘争に出かけたのだった。
炎天下、外でビラ配りをしていると、「暑いのに大変ですね」とか、「ご苦労様です」とか、皆さんすこぶる優しく愛想が良い。
初めは共産党への支持が増えてるのかと思った。しかしどうやらそれは共産党への共感と言うより、単に「このクソ暑いのによく頑張りますなー」といった程度の反応のようである。
フッフッフ、ところが、毎日炎天下で肉体労働している私は、ちーとも大変ではない! ピクニック気分でなーんも辛くないのだー!。
その時私は、炎天下のビラ配りは、他の人と比べて秀でた、私の“特技”ではないかと開悟したのだった。
帰るとP子も機嫌良さそうで、その開悟の件を話したら、「ウンウン、そうに違いない、すご~い!」と讃えるではないか。
“亭主元気で留守がいい”というだけのような気配がしないでもないが、褒められるとつい悪い気はしない。
ウ~ム、世の中“熱湯の蛙”状態になっても、人様に役立つ新たな特技が芽生えるかもしれないなと、お陰で妙に考えさせられ、我がことながら感心してしまう一日であった。
雑草だらけの小さな畑
by turnipman
| 2013-07-28 12:36
| 頑張らないけど諦めない