都議選の結果について

●得票数と前回からの増減をざっと見てみる

都民ファ・・49人・・・188万票・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私の心象
自民党・・・23人・・・126万票・・・▼37万票・・・・・・・\(^o^)/
公明党・・・23人・・・70万票・・・・✛6万票  
共産党・・・19人・・・77万票・・・✛19万票・・・・・・・\(^o^)/
民進党・・・・5人・・・38万票・・・・▼2万票   
維新党・・・・1人・・・・5万票・・・・▼3万票・・・・・・‥\(~o~)/


●都議選の結果、自民党は歴史的大敗

6月の一ヶ月間東京に居て、都民の意識が安倍政権への怒り自民党への批判に急激に変わっていくのが分かった。
ずっと野党が諦めずに安倍政権の横暴不正を追及し続けていたことが功を奏し、マスコミもソンタク報道では抑えきれなくなって堰を切ったように報道した(なんで?)。
This is 敗因(豊田、萩生田、稲田、下村)なんて論は責任転嫁であり、問題の本丸は安倍首相であり日本会議であることは、多くの都民が意識することになった(実に遅すぎたが)。そのこと自体は大いに結構なことであった。


●都民ファーストが受け皿となり都議会第一党に

都ファの188万票はどこから来たのか?
自民・民進・維新の▲計は42万票ぐらいだから、おそらく140万票の多くは無党派の浮動票から来たものと思われる。

その都民ファの小池百合子は、自民党と大差がないどころか、日本会議国会議員懇談会副会長を務めたぐらいの安倍政権とツーカーの仲である。
都ファの新幹事長になった野田数なんてのは、大日本帝国憲法復活をめざす超ウルトラ極右翼である。(本名「都民ファシストの会」と呼ぶのが本当は相応しい。)

小池都知事は都議選後、国政では自民党政権と協力してやっていくと公言してはばからなかった。日本会議や自民党の裏方からすれば、都民ファーストの躍進は痛くも痒くもないことだろう。
都民ファーストは自公都政への不満をガス抜きする、めくらましの自民党別動隊にすぎないということは、識者間では常識である。

大マスコミは、中味の違わない都ファか自民かの選択選挙を、今回も例によって盛んに煽り立てた。
その結果、東京都民の100万人前後の、ざっと一割程度の有権者は、バラエティー番組お茶漬け頭で、3分以上物事を考えられないおバカさんのままで、騙されたように思われる。

件の‟裏方“連中は、彼らの世論誘導に実に精通しており、まだまだこのガス抜きパフォーマンスは有効だと確信したに違いない。
そのやり方で石原、猪瀬、舛添と都政不信を乗り切ってきたし、維新の怪やあんたの党などの第三局の役割があったし、今回の‟都民ファシストの会”活用法もそこにあったというわけだ。


●そんな中でも共産党が躍進した

これまで自民支持層が崩れると、中味の大差のない第3極とか「受け皿」とか用意され、共産党はそのたびに埋没してきた。1993年、2009年がそうだった。
ところが今回はちょっと違っていて、前回倍増したのに続き今回は埋没どころか2議席増した。

都政の本当の争点の分る人が20万人前後は確実に増えていると見える。そのバロメーターとして、共産党の躍進は本当に良かったと思う。
この共産党の2議席増は、オモチャの軍隊都ファの49議席より値打ちがあったと、いずれ気付く時がくるだろう。

他方、都議選後のNNNの世論調査では、都ファが国政進出に期待しないが55%に上っている。
都議選は中選挙区のため野党共闘の受け皿も無く、安倍政権に怒り憎しみを持った都民がお仕置きの為に、取りあえず都ファでもいいかと緊急避難した向きもあった。
その辺では別に日本会議がウケたわけではないし、都ファ人気にそれほど根拠があったわけでもない。すぐに化けの皮が剥がれて行くのが目に見える。

(ただ玄人勝負人小池百合子はそんなことは承知しているはずだ。米国筋をバックに自民党の首座狙い乗っ取りが目的だから、彼女は都ファの賞味期限ぐらいわきまえていて何時までも拘泥はしないだろう。何度でもだまされてきた都民の一部は、その時までに騙されたと気付く事ができるだろうか? と気になる。)


●対決軸のズレについて

自民対都ファという対決軸がマスコミで喧伝する中で、共産党は自民・公明対共産党という対決軸をぶれずに主張した。具体的な都政問題の解決策では正にそうなっているから仕方がないのだが。

志位委員長が95周年記念講演で「難しい条件の下での選挙」だったとしながらも、「自民・公明対共産党という対決軸を貫いた政治論戦が全体として正確だったということが言える」と語っていた。
しかしその分、都ファに対しては是々非々の態度で、私のような「自公都政の亜流にすぎない」みたいな批判の仕方は控えていたようだ。

そのことが果して良かったのだろうかと、今も気になっている。
なぜなら都ファに流れる票を取り込まなければ、共産党が勝てない選挙区もあったと思うからだ。

しかし話を複雑にせず、自民党はダメだの声が共産党支持にまで至らないくても、都ファが受け皿になったから自民党惨敗に繋げることができた、という見方をする人もいる。
都ファまで一緒くたに批判したらどこでも一緒かとなり、投票率下がり、自民は今までのようにある程度議席を維持したかもしれないという見方だ。

そうかもしれないし、そうでないかもしれない。ちょっと難しくて分かりにくい。
東京で知り合ったある地方から来たボランティアと話し合った。別れ際に「その件は時が解決するでしょう」とメールをくれていた。「いつかまたどっかでお会いしましょう」と返信しただけだったが、なかなか優れた人物であった。

その対決軸のずれが、豊洲移転は認めないとする都政問題の争点を見えにくくしなかっただろうか? けれど、それももう終わったことなので、それはそれで良しとしよう。時が解決する流れに身を任せようと思う。



PS:
そんなこと書いている間に、仙台市長選で野党共闘勝利、鹿児島曽於市長選では何と共産党系候補者が当選 \(^o^)/
内閣支持率が過去最低の26%に下落! 万歳 マンセー ブラボーなのだ!
戦前の亡霊日本会議安倍政権残党を一人残らず根絶やしにし、この際永久に放逐しよう。




爽やかな朝
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by turnipman | 2017-07-23 23:54 | 一言風刺 | Trackback | Comments(0)

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