2016年 09月 10日
同窓会でのこと |
春にパソコンの画面がぶれるようになって、5万円で買ったモノが修理すると17万円掛かると聞いて放っておいたら、梅雨入りしたころ勝手に直っていました。その後また画面がぶれるようになったので、冷蔵庫で冷やしたらどうかと思いついて試してみたら、何と完全に直ってしまいました。中国レノボ社のパソコンの脅威?
高校の同窓会があって47年ぶりに再会した。
正式な同窓会ではなく、‟同窓生の奇人変人は集まれ”という呼びかけに「その話乗った!」と馳せ参じた。いわゆる常識人も多く集まったけど、大変盛り上がって面白かった。
1969年は紛争で東大入試が中止になった年で、我々は高3であった。当時左翼の学生運動が高校まで影響及ぼしていた。
市内4校を巻き込んだ傷害事件有り(当人が現在人格者としてどこその市会議員になっていて感激した)。授業ボイコット事件とかあって、グランドでサッカーに興じていたら職員室が騒然としたらしく、首謀者は誰だったのか皆微かな記憶をたどり、犯人捜しで大笑いした。
あのような弾け方の青春時代は、このクニにはその前にも後にも無かったように思う。楽しくもほろ苦く異様な(ある意味クレージーな)高3時代だった。
(村上龍の『69 sixty nine』の雰囲気はよく分かるし、懐かしく読んだものです)。
あれから47年、しかし同級生の中でも憲法変えた方が良いとか、日本が戦後戦争が無かったのは9条が有ったからではなく日米安保条約で守られていただとか、前の戦争は仕方が無かったとか、中国攻めてきたらどうする、なんてことを言う者も増えていた。我々の間でも右傾化が進んでいるようで、サッカーボイコット事件の主犯格までが、そのようなこと言ってるので気になった。
それにしても、中国が攻めてきたらどうする、どうやって日本を守るって風潮に、なぜニッポン人は簡単に刷り込まれていくのでしょう。きっと中国側では日本が攻めてきたらどうする、どうやって中国を守るって世論が盛り上がっていることでしょうに。
同窓会でケンカになってもつまらないので、さらっと反論はしておいた(笑)。
中国は脅威ではないということを伝えたつもりですが、いまいち通じなかったようです。ちょっと纏めておきます。
私は別に中国を擁護するつもりはありません。建て前は社会主義を目指すとしていますが、現状では日本や米と同じ実態は資本主義の国だと思います。 中国脅威論はかつてのベトナム侵攻やチベット併合やウイグル自治区等の他民族支配などを理由に上げます。それは戦後の国家独占資本主義(=国家独占社会主義)の国家間覇権争いの段階で起きたことです。1990年代ソ連崩壊以降は、多国籍企業が国境を超えグローバル支配に移行しているという特徴があります。中国周辺に沢山の小国があるけど意味が無いので攻めることは無い。中国の貿易輸入額一位は日本で、日本の貿易輸入額一位は中国で、両国とも多国籍企業傘下の産業が網の目のように張り巡らされている。そんな中で多国籍企業群が損をする国家間戦争はあり得ないと言っているのです。アメリカの国債を中国が半分以上持っている中で米中戦争なんて不可能なんです。北朝鮮の核開発、尖閣などの小競り合いは、政治利用できるという点では日・米・中とも都合が良い。小競り合いで誰が得するか考えたら分ることです。国内の不満を外に向けさすことができるということと、多国籍軍隊としての自国の軍隊を合法的に予算化(国民大収奪)ができ、戦争ビジネスでぼろ儲けできる富裕層がいる、というわけです。そのようなことをいくら口で言っても、今現在右脳化した人には通じないのも実情のようですが。
【これは面白い】世界各国の最大貿易国を表記した世界地図が話題に!世界の半分が中国一色!ドイツは欧州、日本は中国!http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3719.html …
*これ見ると各国の輸入額一位は、中国が日本、日米が中国って・・・もう「オオカミが来るぞって」いつまでも騙されてんじゃないってぇの。
高校の同窓会があって47年ぶりに再会した。
正式な同窓会ではなく、‟同窓生の奇人変人は集まれ”という呼びかけに「その話乗った!」と馳せ参じた。いわゆる常識人も多く集まったけど、大変盛り上がって面白かった。
1969年は紛争で東大入試が中止になった年で、我々は高3であった。当時左翼の学生運動が高校まで影響及ぼしていた。
市内4校を巻き込んだ傷害事件有り(当人が現在人格者としてどこその市会議員になっていて感激した)。授業ボイコット事件とかあって、グランドでサッカーに興じていたら職員室が騒然としたらしく、首謀者は誰だったのか皆微かな記憶をたどり、犯人捜しで大笑いした。
あのような弾け方の青春時代は、このクニにはその前にも後にも無かったように思う。楽しくもほろ苦く異様な(ある意味クレージーな)高3時代だった。
(村上龍の『69 sixty nine』の雰囲気はよく分かるし、懐かしく読んだものです)。
あれから47年、しかし同級生の中でも憲法変えた方が良いとか、日本が戦後戦争が無かったのは9条が有ったからではなく日米安保条約で守られていただとか、前の戦争は仕方が無かったとか、中国攻めてきたらどうする、なんてことを言う者も増えていた。我々の間でも右傾化が進んでいるようで、サッカーボイコット事件の主犯格までが、そのようなこと言ってるので気になった。
それにしても、中国が攻めてきたらどうする、どうやって日本を守るって風潮に、なぜニッポン人は簡単に刷り込まれていくのでしょう。きっと中国側では日本が攻めてきたらどうする、どうやって中国を守るって世論が盛り上がっていることでしょうに。
同窓会でケンカになってもつまらないので、さらっと反論はしておいた(笑)。
中国は脅威ではないということを伝えたつもりですが、いまいち通じなかったようです。ちょっと纏めておきます。
私は別に中国を擁護するつもりはありません。建て前は社会主義を目指すとしていますが、現状では日本や米と同じ実態は資本主義の国だと思います。 中国脅威論はかつてのベトナム侵攻やチベット併合やウイグル自治区等の他民族支配などを理由に上げます。それは戦後の国家独占資本主義(=国家独占社会主義)の国家間覇権争いの段階で起きたことです。1990年代ソ連崩壊以降は、多国籍企業が国境を超えグローバル支配に移行しているという特徴があります。中国周辺に沢山の小国があるけど意味が無いので攻めることは無い。中国の貿易輸入額一位は日本で、日本の貿易輸入額一位は中国で、両国とも多国籍企業傘下の産業が網の目のように張り巡らされている。そんな中で多国籍企業群が損をする国家間戦争はあり得ないと言っているのです。アメリカの国債を中国が半分以上持っている中で米中戦争なんて不可能なんです。北朝鮮の核開発、尖閣などの小競り合いは、政治利用できるという点では日・米・中とも都合が良い。小競り合いで誰が得するか考えたら分ることです。国内の不満を外に向けさすことができるということと、多国籍軍隊としての自国の軍隊を合法的に予算化(国民大収奪)ができ、戦争ビジネスでぼろ儲けできる富裕層がいる、というわけです。そのようなことをいくら口で言っても、今現在右脳化した人には通じないのも実情のようですが。
【これは面白い】世界各国の最大貿易国を表記した世界地図が話題に!世界の半分が中国一色!ドイツは欧州、日本は中国!http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3719.html …
by turnipman
| 2016-09-10 11:48
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