2013年 06月 14日
P子のために |
昨日久しぶりに相方と外食、お好み焼きを食べに行きました。
「この半年は怒涛の半年だった」とお互い笑って話しました。
今年はP子さんの手術、父の葬儀、姪の一周忌、娘の結婚式、そして快気祝いと、家事都合の予定が一通り嵐のように過ぎて行きました。もう予定も無く、ほっと一息ついたところです。
先週はP子さんの快気祝いがあり、兄妹縁者が近くの旅館に集まり祝ってくれました。
お姉さんが、マチュピチュ行きの予定を代え快気祝いをしようと開いてくれたもので、有難いことです。
P子さんの耳下腺の手術後は、主治医の話では全く良好で問題はないとのことです。
ただし、耳下腺腫瘍は良性が10種類、悪性は23種類もあるそうで、P子さんの場合良性だけど希に再発することもありえるという分類らしく、経過を観察しましょうということでした。
実は手術直後の検査で主治医に呼び出され、「悪性の可能性が大きい」という説明を受けました。その後の精密検査で良性と断定されたのですが、その時私共は事態を想定し覚悟を決めたものです。覚悟を決めると落ち着いた気持ちになるものです。
ここで笑い話を一つ。
私にできることはないかと一晩考えて、お見舞いに行った折に「これからは好きなことをやって暮らそう。ストレスを持つのがガンには良くない。」と優しく声をかけたのでした。
ウ~ム、なかなかカッコいいセリフと我ながら悦に入って言ったのですが、なんて返事来たと思います? 「あんたが一番のストレス」だって! これにはガクッと来ました。
ところがそれには謂れがあります。言われて思い当たる節がありました。
この二年間3/11原発事故以降、私はどうも社会問題が昂じて恨み辛みを口にするようになっていたようです。
山の中でネコ以外話せる人もなし、自ずと相方に社会問題の愚痴ばかり言っていたようです。
やり場のない怒りや憎しみ負の連鎖が、自分の体を痛め、一番近くにいた相方を苦しめストレスを与えてきたように私には思えました。
それ以来私は愚痴を言うのを止めることにしました。P子のために。
どんな世の中になったとしても、希望を紡いでいかなければならない。この半年大きな代償を払って、そんなことを気付かされたようです。
P子作 ブライダルブーケ
「この半年は怒涛の半年だった」とお互い笑って話しました。
今年はP子さんの手術、父の葬儀、姪の一周忌、娘の結婚式、そして快気祝いと、家事都合の予定が一通り嵐のように過ぎて行きました。もう予定も無く、ほっと一息ついたところです。
先週はP子さんの快気祝いがあり、兄妹縁者が近くの旅館に集まり祝ってくれました。
お姉さんが、マチュピチュ行きの予定を代え快気祝いをしようと開いてくれたもので、有難いことです。
P子さんの耳下腺の手術後は、主治医の話では全く良好で問題はないとのことです。
ただし、耳下腺腫瘍は良性が10種類、悪性は23種類もあるそうで、P子さんの場合良性だけど希に再発することもありえるという分類らしく、経過を観察しましょうということでした。
実は手術直後の検査で主治医に呼び出され、「悪性の可能性が大きい」という説明を受けました。その後の精密検査で良性と断定されたのですが、その時私共は事態を想定し覚悟を決めたものです。覚悟を決めると落ち着いた気持ちになるものです。
ここで笑い話を一つ。
私にできることはないかと一晩考えて、お見舞いに行った折に「これからは好きなことをやって暮らそう。ストレスを持つのがガンには良くない。」と優しく声をかけたのでした。
ウ~ム、なかなかカッコいいセリフと我ながら悦に入って言ったのですが、なんて返事来たと思います? 「あんたが一番のストレス」だって! これにはガクッと来ました。
ところがそれには謂れがあります。言われて思い当たる節がありました。
この二年間3/11原発事故以降、私はどうも社会問題が昂じて恨み辛みを口にするようになっていたようです。
山の中でネコ以外話せる人もなし、自ずと相方に社会問題の愚痴ばかり言っていたようです。
やり場のない怒りや憎しみ負の連鎖が、自分の体を痛め、一番近くにいた相方を苦しめストレスを与えてきたように私には思えました。
それ以来私は愚痴を言うのを止めることにしました。P子のために。
どんな世の中になったとしても、希望を紡いでいかなければならない。この半年大きな代償を払って、そんなことを気付かされたようです。
P子作 ブライダルブーケ
by turnipman
| 2013-06-14 05:57
| 南島にて