たった一匹のネズミのために

(*意味不明なところあったので書き換えました)

先日福島第一原発が停電し、あわや大惨事になる可能性があると心配したが事なきを得たようだ。
その原因が、配電盤に入り込んだネズミが端子にショートした為との発表があった。

仮設の配電盤を2年間野ざらしで、しかも仮設のため予備の切り替えシステムも無かったという、ズサンな東電の事故対策には呆れてしまった。
電力会社の原発事故原因が“電源”にあったという、笑い話のような教訓を今もって全く学んでいないのだ。

もはや損得勘定で隠匿体質の東電には事故対策を任すべきではない。国家管理で行うべきだということは、これまで何度か述べてきたが、もう何を言っても手遅れの感がする。

まあ東電(=財界)の僕である原発推進政権を選んだニッポン国民なのだ。何があっても自業自得ではあるが、願わくば原発に反対した多くの人達まで巻き添えにしないで欲しいものだ。後は幸運を神に祈るばかりなり。。


ところで、このネズミとは一体何ぞや。
事故現場間近の高線量(300μ㏜/hとか)の中で、人間なら直に死ぬはずなのに、2年間もネズミが生き続けているのを不思議に思ったのだが?


検索したら、ネズミはクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミなど種類にもよるが、だいたい2~3ヶ月で生殖可能となり、年間5~6回、1~2年間は繁殖するとのこと。つまりネズミ算式にネズミは増えることになる。
3か月で初産するとしても、事故後2年間で8代世代交代したことになる。

8代にも渡って(防毒マスクも付けず)生き延びるって、まさに進化したのだろうか? ゴジラのように突然変異でもしたのだろうか?
氷河期も生き延びたというゴキブリ類のように、高濃度放射能汚染下でも変移しながら生き延びる生物があるのかもしれない、と思ったりする。


進化したかもしれない、たった一匹のネズミのために・・・。
私は不謹慎かもしれないが笑ってしまった。


停電のまま制御できず3~4日放置したら火災爆発が起こり、日本は崩壊し北半球にまで寛大な影響を及ぼすと、専門筋でも報じられていた。
もし日本という国家が滅びざるをえないのなら、核戦争などというつまらない争いによってではなく、たった一匹のネズミのために滅ぶ。その方が、後世で人間中心史観の砂上の楼閣を顧みるのに、相応しい逸話になるのではないだろうか。そう思うと笑けてしまったのだ。


歴史はちゃんと総括されない限り、自己変革し進化することはできない。
または外圧により突然変異でも起きない限り、延々と同じ過ちを繰り返すことになる。

この国は今のところ自己変革は無理だろうし、外圧によってしか変われないとすれば外圧はどこから来るのだろうと外ばかり眺めていたが、意外と外圧とは身近な足元からやって来るのかもしれない。
進化した一匹のネズミが進化しない人間社会を滅ぼすというのは、あながち有り得ない空想とは言い切れないだろう。





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by turnipman | 2013-03-26 20:48 | 2011.3.11 時代 | Trackback | Comments(0)

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