参議院選挙の結果について

 議席数では分かりにくい面あるので、比例代表の政党別得票率でみる。

 ---------------(昨年総選挙比) (前回参院選比)
 民主党=31.6%   (-10.8%)   (-7.9%)
 自民党=24.1%   ( -2.6%)   (-4.0%)
 みんなの党=13.6% ( +9.3%)
 公明党=13.1%   ( +1.6%)   (-0.1%)
 共産党=6.1%    ( -0.9%)   (-1.4%)
 社民党=3.8%    ( -0.5%)   (-0.7%)
 国民新党=1.7%  (    0%)   (-0.5%)

 民主党の票が減っているが、自民党も減り自公政治に戻りたいと言う動きでもない。二大政党離れした分を、みんなの党が吸収しているという形になっている。その他少数政党は軒並み票を減らしている。
 結果は米軍基地存続、企業減税、消費税増税の3点セットで一致する大連合が形成されたと言える。ねじれ国会と言われるが、民主も自民もみんなの党もやり方の順序、加減が違うだけで、まったくネジレていない。消費税増税・企業減税は直に国会を通るだろう。
 まあ今のところこの程度かと思ったが、東京選挙区の共産党小池晃さんの落選は残念であった。テレビの討論会等で拝見し、その誠実で簡潔で鋭い意見に感銘し応援していた。また次回是非とも頑張ってもらいたいと思う。

 日米従属同盟による侵略基地を撤去すること、財界従属の企業優遇政策を止め大企業に相応の負担をさせること、消費税増税の国民大収奪を止め暮しを最優先させること、それ以外この国が良くなる方法はないと、自分でははっきり確信している。
 しかしこの主張は世間的にはまだ少数派のようだ。得票率でみると1割弱ぐらいだろう。1割って10人に1人ぐらいは賛同者がいると思うと心強くもある。長いものに巻かれる必要はない。社会変革は常に少数派から始まるのが歴史だ。むしろ9割以上の大連合に、これ以上発展の見込みはないだろう。

 国民の圧倒的多数が動員され熱狂し太平洋戦争に突入し、日本で300万人が犠牲となり、アジアで2000万人が犠牲になった時代がある。その中で極めて少数派ではあったが、戦争反対を訴え命がけで闘った人達がいた。そして敗戦によりその主張の正しさが証明される。彼らがいたから、周りは日本をどうしようもないならず者の国と一括して呼ぶことはできなかった。キリスト教や仏教界(全てではないが)まで戦争に賛同する中で、彼らは日本の最後の良心を守ったのだ。侵略戦争に加担した他の全政党が、戦後名前を変えないと再出発できなかった中で、彼らだけがその政党名(日本共産党)を今日に至るまで変えていない。その誇りゆえに変える必要がなかった。そのような歴史の教訓に学ぶべきものがあると思う。

 政治を取り巻く情勢は自分なりに整理し、大分すっきりしたので良い。この大連合の3点セットに永遠に不服従することを誓って、一旦浮世の政治編を休憩しよう。



a0170390_23434368.jpg

          カメが産卵に来ると言われる湾
[PR]
トラックバックURL : http://turnipman.exblog.jp/tb/10971460
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by turnipman | 2010-07-14 00:46 | 一言風刺 | Trackback | Comments(0)

南海の波打ち際で         記録写真


by turnip